こんにちは！芝キングの林です。
今回は、人工芝の施工記録をお見せします。
平成３０年７月９日全国的にも梅雨明け、気温も30℃越え、
岐阜県多治見市の特別養護老人ホームの中庭に人工芝の施工でした。
【お悩み】
夏場のやぶ蚊の発生と雑草対策のため、池を埋め立てキレイに転圧整地。適度な保湿力により防塵効果の高いダスト舗装で、お庭全体を舗装し、もっと中庭を広く使えるようになるはずだったのですが、施設のお年寄りにとって、外に出るのも楽しみ、中庭に出るだけだも癒されていたはず。しかしながら、今の緋色の舗装の上では味気のない場所になってしまったと新たなお悩みが・・・
【ご依頼】
１．雑草対策 ２．緑の景観維持・管理が簡単にできる・３．人工芝の上を車椅子自走出来る 中庭にリフォーム依頼。
【解消策】
現状のお庭を見て、雨水桝に向けての排水用の勾配をづくり、防草シート敷き込みなど下地作り。
車椅子自走を考えて、芝丈１２ｍｍの人工芝を敷き込み、接合、人工芝固定、車椅子自走の為のすべり止め珪砂の散布。
③人工芝を敷き込み
まずは仮置きをして、植栽のふちに合わせるように人工芝をカッティングしていきます。
④外構の形に合わせて人工芝をカッティング。細部にわたって丁寧に行います。施工面全体に人工芝を敷き込み仮止めします。勾配があるので、芝の目をキッチリとあわせてゆきます。
このように、芝人では熟練した技術を持つ職人が人工芝の施工に携わっています。
⑤人工芝の接着
ジョイント部分に接着用のシートを敷きボンドを塗り広げてゆきます。芝と芝の接合部分が完成時の仕上り感、見た目の肝なので、ここでは細心の注意をはらい接合してゆきます。
【芝人の人工芝は浸水性に優れているため接合時ボンドに浸水があると接合できません。これを防ぐためのブルーシート。】
⑥人工芝の接合時「雨は天敵」
特に、夏場の人工芝の施工は天候の急変を想定しておかなければなりません。
この日も、雲行きが怪しく「ゴロゴロ」となり始めたので、急いで接合を終わらせ、芝を固定金具でとめました。ブルーシートで庭全体を覆い防水です。
仕上げは翌日となりました。
⑦滑り止めの珪砂散布
車椅子自走の為のすべり止め珪砂の散布。
1㎡に対して、1.5㎏の滑り止め珪砂をまきます。
⑧手間も惜しまず丁寧に
デッキブラシを使って珪砂をお庭全体に伸ばしてゆきます。手間のかかる作業も、もう少しで終わりです。
⑨車椅子での確認
施設の職員さんたちにお願いして、珪砂をまいた人工芝の上で、車椅子の進み具合を確認していただきました。芝生の上を皆さん笑顔で試乗会です。
⑩施工の点検と清掃とお引渡し
人工芝の最終施工点検です。
不具合はないか、固定金具や資材ゴミはないか等再度確認と清掃です。この後に施設長さんに確認いただき引き渡しとなりました。
Before【防草とやぶ蚊対策のため、ダスト舗装をした暗いイメージの中庭】
After
【人工芝でお悩みを解消。緑の景観で明るいコートヤード（中庭）に変わりました。】
【施工を終えて】
人工芝を敷き込み、車椅子自走も可能で中庭全体を緑の明るい庭にリフォームできました。
この夏はこの中庭で、盆踊り大会が開催されるそうです。
お年寄りの皆さんの笑顔で溢れますように。
お庭のお悩みごとを人工芝で解消できた施工事例、次回をお楽しみに！
人工芝や除草対策なら 芝キング美濃
問合せ先：０５７２－22－2650